ハラスメント防止にむけて

ハラスメント防止にむけて

2020年6月29日 

職場におけるハラスメントは、当社で働く役員、正社員、出向者、派遣社員、パート・アルバイト等、すべての関係者(以下、関係者という。)の個人としての尊厳を不当に傷つける社会的に許されない行為であるとともに、個々人の能力の有効な発揮を妨げ、また、会社にとっても職場秩序や業務の遂行を阻害し社会的評価に影響を与える問題です。

当社は丸紅グループの一員として「丸紅グループコンプライアンスのルール」を遵守することを宣言し「人権の尊重、差別・ハラスメント等を禁止」としています。
今般、関連法令により2020年6月から職場におけるハラスメント防止対策の強化が義務付けられたことから、ハラスメント防止に関して関係者を対象にした方針を下記に掲げます。

(ハラスメントのない職場環境の醸成)

パワーハラスメントの発生の原因や背景には、関係者間のコミュニケーションの希薄化などの職場環境の問題があると考えられます。皆さんで職場環境の改善に努めましょう。

性別役割分担意識に基づく言動は、セクシュアルハラスメントの発生の原因や背景となることがあり、また、妊娠・出産・育児休業等に関する否定的な言動は、妊娠・出産・育児休業等に関するハラスメントの発生の原因や背景になることがあります。このような言動を行わないよう注意しましょう。

当社は下記のようなハラスメント行為を許しません。また、関係者以外の者に対してもこれに類する行為を行ってはなりません。

優越的な関係を背景として行われるパワーハラスメント
① 隔離・仲間外し・無視等人間関係からの切り離しを行うこと
② 私的なことに過度に立ち入ること
③ 業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制、仕事の妨害を行うこと
④ 業務上の合理性なく,能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと
⑤ 暴行・傷害等身体的な攻撃を行うこと
⑥ 脅迫・名誉毀損・侮辱・ひどい暴言等精神的な攻撃を行うことなど

セクシュアルハラスメント
① 性的な冗談、からかい、質問
② わいせつ図画の閲覧、配付、掲示
③ その他、他人に不快感を与える性的な言動
④ 性的な噂の流布
⑤ 身体への不必要な接触
⑥ 性的な言動により関係者の就業意欲を低下させ、能力発揮を阻害する行為
⑦ 交際、性的な関係の強要
⑧ 性的な言動に対して拒否等を行った関係者に対する不利益取扱いなど

セクシュアルハラスメントについては、上司、同僚、顧客、取引先の社員の方等が行為者になり得るものであり、異性に対する行為だけでなく同性に対する行為も対象となります。また、被害者の性的指向又は性自認にかかわらず、性的な言動であればセクシュアルハラスメントに該当します。

妊娠・出産・育児休業・介護休業等に関するハラスメント
① 部下の妊娠・出産、育児・介護に関する制度や措置の利用等に関し、解雇その他不利益な取扱いを示唆する言動
② 部下又は同僚の妊娠・出産、育児・介護に関する制度や措置の利用を阻害する言動
③ 部下又は同僚が妊娠・出産、育児・介護に関する制度や措置を利用したことによる嫌がらせ等
④ 部下が妊娠・出産等したことにより、解雇その他の不利益な取扱いを示唆する言動
⑤ 部下又は同僚が妊娠・出産等したことに対する嫌がらせなど
  妊娠・出産・育児休業・介護休業等に関するハラスメントについては、妊娠・出産等をした女性関係者及び育児休業等の制度を利用する関係者の上司及び同僚が行為者と
  なり得ます。

相手の立場に立って、普段の言動を振り返りハラスメントのない快適な職場を作っていきましょう。

(処罰)

社員がハラスメントを行った場合、就業規則第53条「懲戒の対象」に当たることとなり処分されることがあります。その場合、次の要素を総合的に判断し処分を決定します。

① 行為の具体的態様(時間・場所(職場か否か)・内容・程度)
② 当事者同士の関係(職位等)
③ 被害者の対応(告訴等)・心情等

(報告・相談窓口)

冒頭で「ハラスメントのない職場環境の醸成」をお願いしました。
具体的には、関係者一人ひとりがお互いを思いやり、尊重し合う職場です。そして、問題が生じた場合には、それが小さなことでも大きなことでも、仕事仲間や部所長・課長等にためらいなく相談できて状況を改善できる風通しの良い環境作りを日頃から意識していきましょう。

今回、当社コンプライアンス委員会規程に沿って、職場におけるハラスメントにかかわる相談については、その窓口を総務部に委託し担当者を以下の者とします。

所属 氏名 メールアドレス
総務部 内田喜三 y-uchida@marubeni-ennex.co.jp
財経部 佐藤靖紀 y-sato@marubeni-ennex.co.jp

相談は、電話、メールでも受け付けます。
何らかの事情で仕事仲間や部所長・課長等には相談が難しいようなケースがあっても、一人で悩まずにご相談ください。また、実際に生じている場合だけでなく、生じる可能性がある場合や放置すれば就業環境が悪化するおそれがある場合やハラスメントに当たるかどうか微妙な場合も含め、広く相談に対応し事案に対処します。

相談には公平に、相談者だけでなく行為者についても、プライバシーを守って対応しますので安心してご相談ください。

相談者はもちろん、事実関係の確認に協力した方に不利益な取扱いは行いません。

相談を受けた場合には、事実関係を迅速かつ正確に確認し、事実が確認できた場合には、被害者に対する配慮のための措置及び行為者に対する措置を講じます。また、再発防止策を講じる等適切に対処します。

丸紅株式会社が用意しているコンプライアンス相談窓口の「相談“ホッ”とライン」の利用も可能です。「相談“ホッ”とライン」の利用方法については丸紅グループコンプライアンスマニュアルを参照ください。

(就業上の制度)

当社には、妊娠・出産、育児や介護を行う社員の方が利用できる様々な制度があります。派遣社員の方については、派遣元企業においても利用できる制度が整備されています。まずはどのような制度や措置が利用できるのかを就業規則等により確認しましょう。

制度や措置を利用する場合には、必要に応じて業務配分の見直しなどを行うことにより、職場にも何らかの影響を与えることがあります。制度や措置の利用をためらう必要はありませんが、円滑な制度の利用のためにも、早めに上司や総務部に相談してください。また、気持ちよく制度を利用するためにも、利用者は日頃から業務に関わる方々とのコミュニケーションを図ることを大切にしましょう。

所属長は妊娠・出産、育児や介護を行う社員が安心して制度を利用し、仕事との両立ができるようにするため、所属における業務配分の見直し等を行ってください。対応に困ることがあれば、本社総務部に相談してください。

最後に、職場におけるハラスメント防止研修・講習を実施する際は皆さん、積極的に参加してください。

丸紅エネックス株式会社
代表取締役社長 田邉治道